2024 皮むき
今年も皮むきの季節がやってきました。
去年は切り詰めすぎて虫も大量発生し、枝物のひどい柳になってしまいました。
刈り取らずに木のまま冬越しさせて3月に皮むきをした物は結局、株が弱ってしまいました。
この失敗を踏まえての今年のやり方
切り詰めは1度→すぐ殺虫剤まく→10日に1回くらいのペースでまく→脇芽かき→刈り取り→刈り取った物はすぐ畦に刺す→3月くらいになったら畔に刺した柳の根本少しずらした所に牛糞をまく。
この作戦がおそらく最善。
去年は失敗続きだったが、1つだけ良い結果が得られたのが 3月くらいになったら畦に刺した柳の根本より少しずらした所に牛糞をまく作戦。
よく水を吸ってピチピチこぎみ良い音をたてながらスルスルむけた。(刈り取らず株のままで冬越しさせた物も良くむけた。が、株が弱った)
去年の柳は枝物ばかりなので枝を綺麗にむいてドライフラワーやお華などの資材として売りたい。
枝物を綺麗にむくための秘策、手芸で使う指抜きで枝をしごく作戦。まあまあむけたが、指抜き、よく落ちる。
今年は最高の柳を作るぞ!
余談。皮むきをしていたら近所の奥様が犬の散歩にこられて話が弾んだ。ワンちゃんめちゃくちゃ可愛くて私にも懐いてくれていて、いつもじゃれてくれる。
ハスキーとゴールデンのハーフで体、毛並み、性格はゴールデンだが、目元とか鼻の辺りに少しハスキーが入っている。めちゃめちゃイケワン!
因みに名前はドイツ語で光っていう意味でリヒト(理人)君。
あっ、ワンちゃんじゃなくて、その奥様が古い行李を見せてくれた。奥様が学生の頃ご両親が買い求められたそうで、なんと53年前の行李だとか。
角は革張りで赤い麻布で縁巻きされた物。一般的には緑の麻布が多いのだが、赤というところにご両親の想いが伝わってくる。飴色に焼けた素敵な行李でした。